今回は日本に暮らす難民の状況について紹介します。
難民受け入れに積極的なドイツやカナダは、難民申請者の約40%に対して認定を行っています。イギリスでもその割合は30%以
しかし日本では、認められるのはたったの0.2%。
しかも判断を待つ間の扱いは過酷です。
平和な暮らしを求めて日本へと逃れてきた彼ら、彼女らを待ち受けているのは、刑務所にいるような毎日。
鉄製の扉が備え付けられた、雑居房のような部屋。窓は鉄格子で塞がれていて、外を見ることは出来ません。そんな空間に5、6人の難民が、一日で最大15時間閉じ込められます。
難民認定審査中にもかかわらず、自ら国へ帰るように日々圧力をかけられます。国にいては危険だから、日本に避難してきたというのに。
BBCニュースの動画では、実際に収容施設の様子を見ることが出来ます。(日本語吹替)
この難民収容問題に関して、弁護士へのより詳しいインタビューはこちら。
そもそも収容は正当化され得ないこと。
どんな症状を訴えても常に同じ薬が支給されること。その結果重篤になると仮放免され、自費で治療するしかなくなること。
糖尿病などの慢性疾患へのケアも行われていないこと。
小さい子供とシングルマザーであろうとも、強制的に切り離して収容されること。
とても衝撃的なことが語られています。これは日本で起こっていることなのです。是非ご一読ください。
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