イドメニ難民キャンプ体験記 スタート!!!


場所:非公式キャンプ、イドメニ、ギリシャ

活動期間:2016年3月18日~4月10日

活動形態:ボランティア

参加NGO:A Drop in the Ocean

諸経費合計:約20万円


3/18、レスボス島での10日間の難民支援活動を終え(レスボス島での経験もまた書くつもりです!)、僕はIdomeni難民キャンプへと向かっていました。17日に島から飛行機でアテネまで、そこでのトランジットを経て、ギリシャ第2の都市、テサロニキまで飛び、その晩は1泊20ユーロの安ホテルに泊まり、次の日の朝、市営のバスで長距離バス駅まで向かい、長距離バスに乗り換え、1時間程の道のりを揺られ、お昼過ぎにこれから拠点となる町、ポリカストロへと到着しました。

都市の位置関係

都市の位置関係

そこで僕の所属していたノルウェーのNGO団体、”A Drop in the Ocean”のノルウェー人コーディネーターからキャンプのことや、仕事の内容の説明を受け(これも次回以降、順を追って書いていきます!)、ちょうど帰っていたノルウェー人メンバーの車に乗っけてもらい、20分ほど高速で走り、Evzoniという町の出口で下り、さらに10分ほど走ったとこでついに、ドイツでは毎日ニュースにあがる、Idomeni難民キャンプへと到着しました。

着いて車から降りてまず感じるのは、キャンプを覆う悪臭です。これは1万2000人もいる難民たちが、寒さの中(この時、夜はまだ10℃を切ってました)暖をとるため、たき火をしているためです。しかしもちろん1万2000人分なんて、木材が足りないため、プラスチックやタイヤや生ごみまで何でも燃やしているため、そこにいるのが耐えられないほどの悪臭が漂っています。僕の到着時は、1週間雨がひっきりなしに降り続いた後でしたので、そこら中が泥沼で溢れ、人々は汚れた服を着、壊れた靴を履き、それでも笑顔で”hello, my friend ”とあいさつしてきたのが今でも強く印象に残っています。

Processed with Rookie Cam

到着初日(3/18)のキャンプの様子

そして、ここで驚きの出会いが!なんとあの北京オリンピックの通称「鳥の巣」競技場を設計し、社会運動が原因で本国中国において自宅軟禁にあい、現在はベルリンやロンドンなど、転々とし活動している芸術家、艾未未(アイ・ウェイウェイ)さんがいたんです!NGOのメンバーによると、彼はテントを持ってきて実際にキャンプで暮らしており、昨日はグランドピアノをどうにかしてキャンプに持ち込み、実際に本人自身で生演奏をしたそう。声をかけたところ、落ち着いているけど優しい方で、写真も快く一緒に撮ってくれました。

Processed with Rookie Cam

艾未未氏と

初日はこの後、長靴をバックパックに詰め込めるだけ詰め込み、テントを回り、必要な人にあげるということを行いました。ここから僕のイドメニにおける3週間半が始まります。人々との出会い、うれしい、そして苦い経験、見せつけられた、「人」の生きる底力。これから何回かに分けて、ここでの経験を更新していきたいと思いますので、どうぞ読んであげてください。次回は、キャンプの概要、僕がどのような場所で働いていたのか、ということを、書きたいと思います。それでは!

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