若き難民支援者を紹介! ~Confront World 原代表の講演会へ行ってきた

みなさんお久しぶりです。

またまた2ヵ月ぶりの投稿でしょうか?

メンバーが各々忙しくなり、しばらく執筆ができない状態となっていましたが、また少しずつ書けていけたらと思います!

 

国際協力団体 Confront Worldを紹介!

久しぶりの投稿になる今日は、南スーダン難民問題に取り組む国際協力団体、コンフロントワールドをご紹介しようと思います!

同団体は、

「不条理の無い公正な世界」

を目指し、前身の組織をベースに2017年5月に設立されました。

講演会の様子 ©コンフロントワールド

先日の6月17日(土)、コンフロントワールド 原代表(早稲田大学4年生)のウガンダにおける元子ども兵への支援、そして南スーダン難民に対する支援に関する講演会が新宿で行われ、そこに和の手メンバーが参加してきました。そこでの講演内容を中心に、コンフロントワールドが行っている活動、そして彼らの野望を紹介したいと思います!

 

19ヵ国に25万人….子ども兵の実情とは

講演会の冒頭、原さんは本人がインタビューしたウガンダの元少女兵であったアイーシャさん(仮名)の話をしました。

わずか12歳の時にLRA(「神の抵抗軍」, ウガンダの反政府組織)に誘拐され、子ども兵士として14年間を過ごした彼女。

LRAの指導者、ジョゼフ・コニー容疑者(2005年、国際刑事裁判所より逮捕状が出る)©AFP URL:https://goo.gl/obkFoc

「兵士との間で生まれた子ども抱き、銃を担ぎ、重い荷物を背負わされ密林を何日も走り回り、人を殺す場面を何度も見せられた。脱走を試み失敗した際は200回にも及ぶ鞭打ちを受けた」

原さんの口から語られるアイーシャさんの証言は、文字通り会場を凍りつかせました。

原さん自身もこの話を彼女から聞いた際、「何と声をかけたらいいのか分からず、ただ『話してくれてありがとう』としか言えなかった」と語っていました。

LRAは90年代半ばより子ども兵を使用し、現在まで66,000人の子どもが誘拐、兵士とされているとみられています。子ども兵は水汲みや食事の準備といった雑用の他にも、戦闘の最前線で戦わされたり、「人間地雷探知機」として地雷原を歩かされたりもします。

さらにLRAは子どもたちの帰還を妨げるために、子ども兵に対して自分の手で故郷を襲わせたり、家族を殺させるといったことを主に最初の任務で強いており、これが子ども兵がまた社会への再適応をするための大きな障害となっているそうです。

日本ではあまり注目されることのないアフリカの子ども兵問題。実態は人間が為すことのできる最悪のことが起きていました。そしてそれらは各国の石油、鉱物資源の利権問題、そして英国の植民地支配の際に醸成された民族対立が背景にあること、そして現代に入って生まれた小型武器の存在が子どもにも戦闘参加を可能にしていることも、原さんの分かりやすい解説から明らかになりました。

 

南スーダン難民への支援活動

先週、UNHCRから発表されたGlobal Trends 2016によると、2016年末までに南スーダンでは内戦が原因で140万人の難民(シリア、アフガニスタンに次ぐ3番目の多さ)が周辺国に流出しており、ここ半年で64%増加していることから、「現在もっとも難民が流出している国」とUNHCRは発表しています。

ウガンダの難民キャンプで暮らす南スーダン難民 ©ロイター URL:https://goo.gl/HwLdKN

原さんは南スーダンと北側の国境を接するウガンダ北部(ウガンダは2016年に49万人の南スーダン難民を受け入れている)にあるパギリニヤ難民居住区における南スーダン難民の調査を行い、PSNs(Persons with Special Needs/ 特別な支援を必要とする人々)に対する支援の重要性を訴えています。

紛争で夫を失った妻や、両親を失い子どもが一家の大黒柱となってしまった家庭などに対する食糧や水の支援に留まらず、教育、職業訓練といった支援が全く足りておらず、自衛隊が撤退し、国内で報道されることが少なくなった南スーダン難民支援で、日本がどのような役割を果たせるかが注目されてくるでしょう。

 

南スーダン難民の若者によるサッカーチーム設立のサポート!

講演の後も、「日本でもっと知ってもらうためにはどうすればよいか」「自衛隊の南スーダン撤退の影響は」といったテーマで質問やディスカッションが行われました。

僕自身、主にシリアやイラクの方々いったアラビア語話者と主に関わってきたため、このウガンダの少年兵問題、そして南スーダン難民の問題については勉強が不足しており、その分今回多くを学び、同じく難民支援に携わる同世代と直接話せたことでたくさんの刺激を受けました。

コンフロントワールドがミッションとして掲げる、

  1. 現場における支援(対症療法)
  2. 問題が生まれない社会を作る(原因療法)

のスタートして、同団体では現在、南スーダン難民の若者によるサッカーチーム設立のサポートを始めており、クラウドファンディングを通じての寄付金を集めています。

南スーダン難民のサッカーチーム設立を目指す人々 ©コンフロントワールド

以前、イドメニ難民キャンプの体験記でも書きましたが、難民キャンプで暮らす人々にとって、そこでの暮らしを支えるものは、「将来への希望」だと考えます。厳しいキャンプでの生活も、何か目指す目標、希望という精神的な支えがあるからこそ続けることができるのです。

このプロジェクトはそれを支える上でも大きな役割を果たすでしょう。ぜひ、下記のリンクより寄付をお願いいたします。
リンク:https://readyfor.jp/projects/confrontworld

その他参考記事:
ハフポスト「”12歳で兵士になった女性”が語る壮絶な証言-子ども兵問題の実態(後編)」
原貫太公式ブログ「世界まるごと解体新書」「紛争が終わっても母国に戻れない」南スーダン難民の声 日本による人道主義は?

 

Eye catch: Confront World HPより、原代表と南スーダン難民の子どもたち


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